SANS VISAGE SOUTHEAST ASIA TOUR DIARY その1 DAY0-1

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2019年4月27日から5月5日にかけて、僕がやっているバンドSans Visageで9日間8公演の東南アジアツアーを周ってきました。2017年のBlind Girlsとのオーストラリアツアーぶり人生2度目の海外ツアー。それも3ヶ国をまたいで7都市、初対面の人間含む各地違うオーガナイザーによるブッキングで始まる前からドタバタ間違いなしな日程なんですが、やっぱり実際行ってみると想像していた以上に常識を覆される出来事の連続でめちゃめちゃに刺激的だったので、その珍道中の模様を少しでも伝えられたらなと。また、海外ツアーに行ってみたいと思っている人がいたらその参考になればいいなと思い綴ってみます。

各地プロモーターとか友人を紹介できるので、バンドやってて東南アジアツアーに興味がある人は ungulatestokyo@gmail.com 中川までお気軽に連絡ください!言葉が不安な方も、僕が間に入って通訳もできますのでご安心ください。

 

 

4/26 (金) DAY 0 in TOKYO

 

sans visageで新宿ナインスパイスでVASUDEVAのツアーサポートでライブ。実質ツアー1本目。

音源は全部俺の家にあったのでライブ9本分の物販を持っていくことに…。車を出せないか考えてたけど夜そのまま飛行機に乗ることを考えると現実的でないため、スーツケースとダッフルバッグに詰め込んで機材込み計50kgくらいの大荷物を持ってナインスパイスへ。。相当きつかった!

 

ちなみに物販量は東南アジア各地プロモーターと相談した結果

・Tシャツ 80枚 (現地でプリント)

・CD 100枚

・LP 50枚

・7インチ 20枚

あれば十分じゃないか、ということでこの量持っていくことに。

 

機材に関しては、アンプ・ドラムセットは現地のを借りれるけど、シンバルは持ってきたほうがいいよ ということで竿・ペダル類・シンバルを持参。

 

樋口は翌日の航空券を俺と上山と同じタイミングで抑えなかったため逃し、GWで衝撃的な価格高騰していた中まだマシな値段だったこの日のフライトで前乗りすることに。1inamillionのギターすぐるぐるぐるがサポートベースでライブ。

VASUDEVA音源はまあかっこいいよね~くらいに思ってたけどライブのグルーブ力凄すぎてメチャメチャ良かった!

 

ライブ終了後、軽く会場で飲んでからさて羽田へ行くか、と電車に乗り込むとさすがのフライデーナイト、激混みの上止まったりしてかなりギリギリの空港着。チェックイン列もなかなかのもので激焦りしたものの、ラストコール滑り込みでどうにか搭乗完了。さっそくツアー感全開で上山早くも泣きそう。

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前回東南アジアに遊びに行ったときは片道1.5万とかだったのにGWの航空券は本当エグくて、直行便は15万とか20万とかになってて完全にムリだったのでどうにか見つけた上海経由の6万の便。それでも前回の4倍してて泣きそう、片道っすよ。。

 

 

4/27 (土) DAY1 in SINGAPORE

 

ということで早朝5時くらいに上海着。中国ではSNS使えないとは聞いていたけど、TwitterFacebookはもちろんインスタもYouTubeもLINEも何もできないし、まさかのNetflixも見れなくて、トランジット5時間くらいが暇すぎて死にそうに。上山と交代でベンチで寝たりして時間を潰す。うまい中華食えるかなと思ってたのにカフェくらいしかなくてイマイチな朝食決めてシンガポール行きの便に搭乗。

 

夕方5時頃 シンガポール着。前乗りしてた樋口・Shafiq(Rûth/Adhära/Naedr)・Tim(Bethari/Naedr)・Ahmad(Susurrus)がピックアップしてくれて市内へ。

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Shafiqとその兄Suhayl(Sjanse/ex.Paris in the making)がやっているレコ屋Surface Noiseに寄り道して近くのインド料理屋で飯。昨夜晩飯食べられなくて、機内食がなかなかの残念さだった上に上海での中華も逃していたのでうますぎた。。

ここで激似と話題のAhmadとまさかの服かぶりまでしていたので双子ショット📷

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そして会場のLITHE HOUSEへ!双子コーデでお馴染みYumiのAnveaが運営しているリハーサルスペース/ライブ会場でキャパは詰め込んで50人くらい。

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この日は同時期にツアーで来ていたUKのRemisoからのスタート。管楽器もいるポストロックといった感じでカッコよさそうだったけど、到着がちょっと遅れてしまって、すでに超満員の会場の中マーチを並べたりお客さんと話してたらほとんど見逃してしまった。続く地元勢Two SeasはOceanaやLower Definitionといった2010年くらいの深みのあるポストハードコアの感じがあって良かった。この日が待望の初ライブのNaedrはTimとShafiqに加えParis in the makingの竿隊による新バンド。ポストロックを感じる美しいアルペジオからの轟音バーストにTimの悲痛すぎるスクリーム。素晴らしいライブでした。

そしてSANS VISAGEの東南アジアツアー初ライブ!

もうすでに友達がちょいちょいいるのでアットホームさすら感じる会場で、Ahmadはぶち上がってくれるしかなりやりやすかった笑 演奏中、他の客はふんふんってくらいのノリだけど毎曲終わるたびに盛大な拍手してくれてめちゃ楽しんでくれてたっぽい。ここらへんは激情あるあるで日本とあんま変わらないかも笑

 

SobsRaphaelが見に来てくれてたり、

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近くでライブしてたForestsがメンバーみんなで会いに来てくれたり、

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Xingfoo&royのメンバーやSusurrusのメンバーも全員来てくれてたりして嬉しかった!集合写真~

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フードコート的な飯屋で3時くらいまでハングアウトして宿へ。2日ぶりくらいに横になれて爆睡。

 

その2へつづく